本日、アルソックの方にお越しいただき「AED研修」をしていただきました。
内容:AED研修
参加者:職員13名
AEDには大人用と子ども用があります。
子ども用は電気ショックのパットを貼る位置が、大人と異なります。
小児用キーをAED本体に差し込みます。
すると、子ども用対応の音声が流れます。
実際にパッドを貼って、電気ショックを与えました。
パッドを貼る位置は「右肩」と「左わき腹」です。
子どもは「胸の中央」と「背中の中央」です。
どちらも、『心臓をパッドで挟むこと』が重要です。
~AEDの使用の流れ~
① 二次災害を防ぐため、周囲の状況を確認する。
② 倒れている人の反応の確認をする。(意識の有無の確認)
③ 大声で協力を求める。(「119番通報をお願いします」・「AEDをもってきてください」と明確に指名し指示すること)
④ 倒れている人の呼吸の確認をする。(口もとに耳を近づけ、胸が上下しているか確認する)
※気道を確保する必要はなくなりました。
⑤ 胸骨圧迫30回。(大人は少なくとも5㎝が沈む程度。子どもは2本の指で胸の真ん中を押し、体の3分の1が沈む程度)
※感染防止具等なく、手技が不安な方は呼気吹き込みは不要です。
⑥ AEDの電源を入れる。(未就学児の場合は小児用キーを挿入します。0歳児にも使用できます)
⑦ 電極パッドを倒れている人の胸に貼る。
※一度貼ったらはがさないこと。
⑧ 『体にふれないでください、心電図を解析します』と音声が流れます。
※声を出しながら手振りでも離れるように指示し、身体に誰も触れていないことを確認します。
⑨ 『ショックが必要です。身体から離れてください。点滅しているオレンジのボタンを押してください』
ボタンを押すと電気ショックを与えます。
⑩ 直ちに心肺蘇生を再開します。
※何らかの応答や体動があってもパッドは貼ったままにします。
⑪ 到着した救急隊に情報を伝えます。
※救急隊が到着するまではAEDの指示に従って心肺蘇生を繰り返します。
大切な子どもの命を守るため、このような研修を頻繁に行っております