ダンゴムシを調べるうちに見つけた、ダンゴムシの釣り実験!
ダンゴムシの近くに紐を垂らすと紐を登ってきて、紐を横に張ると綱渡りまで見せてくれるそうです
「えーーダンゴムシすごい!」
「やってみたーーい!」
早速園にある、いろんな種類の紐を用意してみました。
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まずは“毛糸”
元気よく綱渡りを見せてくれました
毛糸を持っているお友だち、他のお友だちにも見えやすいように腕を上げて工夫してくれています。
お次は“モール”で挑戦!
ところが…「あれぇ~ダンゴムシ逃げちゃうよ~」
モールを近づけると逃げるダンゴムシ
「(モールが)チクチクして嫌なんじゃない?」
「蛇と思って怖かったのかも?」
実験してみないとわからない発見がいっぱいありますね
続いて“麻ひも”と
“細~い毛糸”
どちらもあっという間にダンゴムシが登ってきました
綱渡りもこの通り
最後はラッピング用の太い紐。
これもダンゴムシは逃げていたのですが、グイっとすくうようにのせていました。
(ダンゴムシさんに成功して欲しかったのでしょうね)
「ダンゴムシ落ちないですごい!」
「モールで逃げてかわいそうだった」
「もう一回釣りでダンゴムシと遊びたい!」
ますますダンゴムシが大好きになった子ども達でした
1か月ほどお世話をしてきたダンゴムシですがこの実験の後、
・このままお世話をして飼い続けるか、
・元居た公園へ帰してあげるか、
話し合いの時間を持ちました。
「ダンゴムシ可愛いからずっとお世話して、一緒にいたい!」
「公園の方が広くて楽しい!」
「公園にはダンゴムシの家族や友だちがいるかも?」
答えは違えど、どの意見もダンゴムシを大切に思っているからこその意見です
結局元居た公園へ帰してあげることに決まりました。
自分の意見を言葉で伝える姿や
友だちの意見を受け入れて、考えを変える姿に心の成長を感じました
~公園にて~
「ダンゴムシここにいたよねー」
「湿った土の上がいいんじゃない?」
「最後にいりこあげたい!」
「ばいばいまた遊ぼうね!」
「…やっぱり連れて帰りたいなぁ」離れがたくて、
公園にいる間中ずっと大切に抱える姿もありました
ダンゴムシさん!
優しい気持ち、命の不思議さ、大切さ
様々なことを教えてくれてありがとう
またいつでもダンゴムシさんに会いに行きましょうね