今月の食育は、きりん(3歳児)・らいおん(4歳児)・ぞう(5歳児)組、同じテーマで行いました。
味覚の話「旨味・甘味・塩味・酸味・苦味を感じてみよう!」
ちょっと難しいテーマかな?と、思いましたが、実際に5つの味を感じてもらいながら話をすることにしました。
『味覚って言葉、聞いたことあるかな?」
「あるー!」
「ないー」
「ないー!」
と、聞いたことがない、知らないという子どもたちが多かったです。
「味覚は、みんながご飯食べて、色々な味を感じるよね?甘くておいしいな~とか、苦くておいしくないな、とか。
そんなふうにいろんな味を感じる感覚が【味覚】って言うんだよ~」
味覚には、5つの基本味があります。
① 甘味 ② 塩味 ③ 旨味 ④ 酸味 ⑤苦み
今回は、みんなに食べてもらい、どんな味がするか?を、考えてもらいました
甘味は砂糖、塩味は塩、旨味はだしのスープ、苦味は春菊を茹でて少ししょうゆをかけたもの、酸味はきりん組(3歳児)と、らいおん組(4歳児)はレモンで、
ぞう組(5歳児)は6月に漬けた梅干しで感じてもらいました
みんなのスプーンに食材をのせて、せーので食べてもらいました。
甘味がどのクラスも一番わかりやすくすぐわかったようでした。
酸味に関しては、レモンはくし形にカットしたものを用意しましたが、ちょっとなめただけで苦手な子が多かった中、各クラス2~3名は
おいしかったと感じる子どもたちがいました
ぞう組(5歳児)のみんなが漬けた梅干しは、なかなか酸っぱかったですがおいしくできていました。
らいおん組(4歳児)とぞう組(5歳児)は、食べたものが、どの味なのか?
一生懸命に考えてくれました。クイズ形式にしたら、みんな一斉に手をあげてくれました。
きりん組(3歳児)さんは、酸っぱい味や苦い味を感じて、いろんな味があることを感じてくれたようです。
らいおん組(4歳児)さんは、ちょっと苦味のある春菊とだしスープもおかわりーーー!と(笑)
味覚は、食経験を重ねて様々な味を知り、食べられる味が広がっていくことで発達します。
10歳頃までの味の記憶が、その後の味覚の基礎になると言われています。
子どものうちにたくさんの味を経験し、味覚の幅を広げておくことが味覚の発達につながるので、いろんな味にチャレンジしてください。