ぞう組の今月の食育は、「梅干し作り」です
今回は、3キロの梅を漬けます。
まず第一の工程は、きれいに洗った梅を傷つけないようにやさしくそーっと拭きます。
次に、うめのへたをつまようじでこれもそーーっとやさしく取り除きます。
「うめに傷がついたらおいしい梅干しができないから、触るときはやさしくていねいにそーっとだよ。」
と、作業の前に話したことを、みんなしっかり聞いてくれていて、こちら側が思っている以上にやさしく梅の処理をしてくれました
第二の工程は、塩漬けです。
水気のないきれいな梅と塩を交互に漬けていきます。
みんなで順番につけました。
ここからは梅に重石をのせ、梅酢があがってくるのを待ちます。
第三の工程は、赤紫蘇を加えます
枝についてる赤紫蘇の葉を手でもぎとります。大量にあったので、みんなで頑張ってきれいに取りました
ここからは先生たちの出番です。
赤紫蘇は塩で揉んで、アク抜きをしなければなりません。
赤紫蘇は、生のままだと水分があり、アクもあります。水分があるとカビの原因になり、アクが強ければ渋い仕上がりになってしまいます
赤紫蘇を入れるためには、下ごしらえをする必要があります。
赤紫蘇を加えることにより、梅がきれいな赤色になり、さらには漬けている間に傷みにくくする効果があるそうです。
赤紫蘇のアク抜きは、塩で揉んで行くと紫色の水分が大量に出てきます。
出てきた水分は捨てて、この作業を3回ほど繰り返したらアク抜き完了です
アク抜きした赤紫蘇を梅の漬かっているところに入れると、さっきまで透明だった梅酢がきれいな薄い赤色に変わりました
ここまできたら、次は梅雨明けを待って、梅を天日干しします。
晴天の3日間をねらって、干したいと思います。